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2025/01/22 02:48


ナチュラル精製
そもそもコーヒーの精製とは、コーヒーチェリーからコーヒー豆となる、サクランボや梅干しの種の部分を取り出す作業を言います。
種の部分を取り出すには果肉を取り除く必要が有ります。
ナチュラル精製(乾式)は収穫したコーヒーチェリーをまず最初に乾燥させます、イメージとしては梅干しを干す作業に似ていると思います。
乾燥には自然乾燥や機械乾燥など有りますが
自然乾燥は夜には夜露が降りるので、カバーをかけたり、一カ所に集めたり手間が掛かります。
そのような乾燥も自然乾燥では2から3週間掛かります。
乾燥が終わると見た目は干しぶどうや干しプルーンのような感じで中に種が有る感じです。
その状態で脱穀してコーヒー豆を取り出します。
ナチュラル精製の味の特徴はこの乾燥の間に、果肉と種(コーヒー豆)が長い間一緒にいるので、果肉の味わいが種に染み込んで行く過程がある事にあります。
ワインのような味わい、フルーツのような味わい、時にはスパイシーな味わいなどが付きます。

ナチュラルといった自然な味わいかと思いますが
どちらかと言うと、独特の特徴の有る味わいになると思います。

次に紹介するのはナチュラル精製と違うウオッシュト精製(湿式、水洗式)になります。
こちらは干す前に果肉を取ってから乾燥させる方法で、すっきりした味わいになる精製ですが次回に詳しく紹介させて頂きます。